2018年2月に行われた講演「さどまるごとネットワーク 異業種交流・企業間連携ワークショップ」に端を発し、2018年度からスタートした「さどまるごとネットワーク実践編 異業種交流・企業間連携ワークショップ」（佐渡産の特産物や商品を組み合わせることでより魅力的な佐渡の商品を作るプロジェクト）から生まれたのが「SADOSAN」。2019年8月17日（土）アース・セレブレーション2019にてテスト販売。その後、都内イベントでもテスト販売を行った。

©︎トコナツ歩兵団2019-2020

第1弾は全6種「イカスミカステラサンドj」/「いごねりあんこ」/「大吟醸 金鶴 鬼」/「たらい舟ごっつぉー弁当 –ホテル志い屋女将ver-」/「たらい舟ごっつぉー弁当 –ホテルニュー桂女将ver-」/「柿之実茶」。商品1点の購入につき鬼太鼓カード第1弾（全7種）1枚付き。

商品づくりよりも難しかったのは佐渡のアイデンティティの一つでもある佐渡固有の伝統芸能「鬼太鼓」に行き着く過程。トコナツとしては金かなと目論んでいたところ、佐渡の事業者や市役所の方々の反応はイマイチ。だが地元では120近く残っている鬼太鼓の話になると熱くなるものの、県外（市外）では鬼太鼓は全くと言っていいほど知られていない。更には誰に頼めば鬼太鼓の使用許可が出るのかも分からず。結果的には多くの方々のご協力を得て、7の鬼太鼓をメインビジュアル諸々に使用させていただくことに。一つ一つの祭を周り、ご挨拶をし、ご接待を受け、撮影をさせていただいた過程は一生の宝物と言っていいほど貴重な経験をさせていただいた。

©︎トコナツ歩兵団2019-2020

また佐藤がメインプロデューサーとなり、団長・渡部がプロデューサー補となっている点でも、トコナツの新しい形でもある。

◼︎商品
「イカスミカステラサンドj」
島民に大人気の創業65年老舗パン屋・中川製パン所が、佐渡の名産イカと金山を取り込んで作り上げた見た目もゴージャスなカステラサンド！ちなみにjには中パン社長の熱い想いが籠る！

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「いごねりあんこ」
いごねりとは日本海沿岸のみに生育する海草、いご草のみを原料に作られる郷土伝統食・佐渡のソウルフード。しまやの自家製あん・黒蜜と合わせたヘルシーなスイーツ！

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「大吟醸 金鶴 鬼」
「質実な佐渡の地酒」加藤酒造店。島内の契約農家が、農薬や化学肥料をできるだけ使わずに育てた酒米「越淡麗」を40%まで磨き、少量の仕込みで後味のきれいな大吟醸に仕上げた！

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「たらい舟ごっつぉー弁当 –ホテル志い屋女将ver-」
佐渡の夏と佐渡らしさを詰め込んだ女将弁当。サザエに南蛮海老、さっぱりとした地魚のカルパッチョ、鰤の照り焼き、加茂湖産牡蠣の佃煮、海藻などバランスよくヘルシー！

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「たらい舟ごっつぉー弁当 –ホテルニュー桂女将ver-」
佐渡のおすすめはイカ！イカ！イカ！佐渡産のイカをふんだんに使ったホテルニュー桂特製アヒージョ（パエリア風に）を丼にした女将弁当。口の中を真っ黒にして楽しんでみてはイカが？

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「柿之実茶」
農薬や化学肥料をできるだけ使わずに育てられた佐渡特産の柿の葉とドライフルーツで作ったお茶。可愛い丸い実が入ったほんのり甘い味を楽しめる！

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■鬼太鼓カード第1弾（全7種）
17世紀ころから続いているとされる佐渡固有の伝統芸能「鬼太鼓」。島内には約120地区の鬼太鼓があると言われている。第1弾は7地区の鬼太鼓をピックアップ。

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■トコナツ歩兵団の関わり
1.WSプロデュースと商品開発
トコナツ歩兵団によるコンテンツ創造WSプログラムにより、メイドインサドの島内循環を意識した   ビジネスの可能性を生むことを目的に、異業種間交流・企業間連携による佐渡島ブランドの新商品開発・コラボ商品開発を行う。

2.全体ブランディング（ロゴ＆グラフィックデザインほか）
商品開発により生まれた商品を、佐渡島のアイデンティティの一つである鬼太鼓と結びつけ、ロゴマーク及び各種グラフィックデザイン（パッケージ、ポスター、チラシなど）を行う。

トコナツ歩兵団 ：
プロデューサー：佐藤 博喜（空間編集舎）
プロデューサー補：渡部 祐介（マイロックチョコレーツ）
撮影：下田 直樹