2015年11月に発表した静岡県島田市の「島田市緑茶化計画」。
6つの施策のうちのひとつ、市内の緑茶化施策としてプロシュースさせてもらったのが世界最長木造歩道橋・蓬莱橋 緑茶化ライトアップ。
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静岡県島田市「世界最長木造歩道橋・蓬莱橋 島田市緑茶化計画ライトアップ」
この企画はカナダLumenpulse社のLED製品の国内販売を開始する株式会社ルーメンジャパンによる機材提供及び設置という全面協力によって実現した。
プロモーションの一環のため、予算的、技術的な障壁からできる範囲のライトアップとなるため、橋全てとはいかず左岸からのみのライトアップではあるものの、見事に蓬莱橋が浮かび上がった!
また色は新茶を思わせる緑を軸に、大井川の青と、木の素材を強調する電球色という変化を加えている。
この経験を基に、株式会社ルーメンジャパンでは2016年冬から行われている大井川鉄道第一橋梁のライトアップへと繋がった。
江戸時代「越すに越されぬ大井川」と唄われた大河に初めて橋がかけられたのは明治初期。
最後の将軍・徳川慶喜公を護衛してきた幕臣たちがこの地でお茶作りを始め、彼らからの嘆願に応える形で作られた、全長897.4m(やくなし)というとてつもなく長い橋。
昼間見ると対岸が見えないその長さがよく分かる。
年配の方はともかく、一般的には忘れられている大井川にかかる蓬莱橋。
ただ一般的な鉄橋などと比べると見た目は劣るが体感スケールは想像を遥かに越える。
実際歩いてみると分かるが歩けども歩けども半分にも着かないというほど。
すでにライトアップは終わってしまっているが、
近くまで行った際には是非寄ることを強くオススメしたい!
【概要】
日時:2016年4月1日(金)~5月31日(火)午後7~9時
場所:島田市南町地先 蓬莱橋(JR島田駅から徒歩15分)
主催:島田市
プロデュース:トコナツ歩兵団
協力:株式会社ルーメンジャパン