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INTERVIEW DATE : February 23,2012

Interview1 水森亜土さん

東京駅エキナカのGRANSTAでのバレンタインデー企画で、イラストを描いてくださった憧れの水森亜土さんに、制作前にインタビューをしました。亜土さんご本人はとても可愛らしい女性で、素敵なメッセージをたくさん頂きました。
それでは、水森亜土ワールドをお楽しみください。

GRANSTA VALENTINE×水森亜土はこちら

Interviews1

-東京駅の思い出について

小学校の時かな、幼稚園の頃かな。東京駅の一番の汽車がポーッ、ポーッていう音が(朝)5時前にするのよ。
そうするとお父ちゃん、お母ちゃんが「あ、朝だ」って言ってたなぁ。
東京駅の隣に渋沢公園(現・常磐橋公園)ってあるでしょ。
あそこでおままごとしたりして。

-亜土さんは日本橋の生まれですよね。

私ね、降車口(現・丸の内北口)が大好きで。なにしろ大丸はうちから歩いて6分かなんかだから。
あそこの駅前の麻雀屋さんで父と麻雀したりしてね。それからステーションホテルが憧れであたし泊まったのよ!赤レンガが何とも言えずいいでしょ。

-今でも東京駅は使います?

いつもどこか行く時はね、新幹線(改札口で)入れてね出してねって言って1回(外に)出て。
でお弁当買ってそれから上がって。
今はね、地下にさ、美味しいワイン屋さんの列があって、その先にコロッケの美味しいところがあるのよ。

-亜土さんは全国あちこち旅をする機会が多いと思うんですが、亜土さんにとって「旅」とはどういう存在ですか?

あたしね、列車の旅が好き。
だから電車乗って、まず私が京都とか関西とか、広島ぐらいまでは電車で行くの。
九州とか北海道とかはね、飛行機グンと乗っちゃうんだけど(笑)。

電車って何がステキって、景色を見ながら一瞬のうちにスケッチできるの。飛行機はね、スケッチしたいなと思っても、雲しか見えないから、雷さん探しくらいしか出来ないもんね。

それと、どこの駅弁が一番美味しいか興味があるの。
好きな人とあれも食べたいこれも食べたいって。もうね、お弁当って夢だなあ。
東京駅の地下ほど夢が広がる場所はないよね。あれも食べたいこれも食べたいってさ、もう太っちゃうのよね(笑)。お弁当の他にコロッケとかおかず買って、中華のあと美味しいところあるのよ!生春巻とかサラダ買って、であそこのワインコーナーでワインとか焼酎買って。もうね着くまでになんか盛り上がっちゃうんだぁ。

だから東京駅というのは全ての夢の発祥地、じゃないかなぁ、分かんないけど(笑)。

Interviews2

-最後に今の東京駅近辺で働く女の子たちにメッセージをお願いします。

東京駅はね、もっともオシャレな出発点。東京駅って日本のおへそだと思うのね。
そこにはオシャレなブティックとか、ワクワクするようなお店があってね。
お茶したり、心地よいジャズが流れたりしていて。旅立つ前にココから恋が生まれるとかさ、ステキじゃん。
だから女の子たちに、うんとオシャレして東京駅に来てほしいな。

-今回は亜土さんの絵を4代目になる銀の鈴広場に使わせてもらいます。
男の子と女の子がキスをする絵を選ばせてもらいました。
そこで男の子と女の子が待ち合わせをしてくれたら、ステキですよね。東京駅を通った時には是非寄ってみて下さい。

皆ね、OLも皆乙女なの。だから夢チックなものがそこにあったら、私ね、なんかツライこれからの仕事とか、なんか義理で行く旅とかね。そういうのがあそこで癒されるといいなぁ。

-僕が小さい頃にTVで見た亜土さんと全然変わってなくて本当にビックリしてしまいました!
長い時間、本当に有り難うございました。

嬉しい!良かったぁ。

(聞き手: 渡部祐介)

Ado Mizumori

水森亜土(みずもりあど)

少女と大人の女性、夢と現実が同居する不思議な存在「亜土ちゃん」。
彼女と彼女が描くイラストの魅力はオンリーワン。
だれもが楽しくて可愛い亜土ちゃんワールドに引き込まれます。

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